管理栄養士
早津江病院に産前産後・育児休業の代替契約職員として勤務された後、他施設で勤務され、その後早津江病院に正職員として就職された経歴がある石丸管理栄養士に話を聞いてみました。
Q1当院を一度退職された後に、再度ご応募された動機をお聞かせください。
A1
早津江病院での契約期間満了後は老健に就職しました。老健では、調理の経験を積むことができ、病院とは違う栄養ケアマネジメントの方法や言語聴覚士さんと嚥下食の調理形態を検討する機会にも恵まれました。ただ、フルの調理と栄養士の仕事の両立ではどうしても残業が増え、家族の負担が大きくなっていました。
早津江病院に再就職しようと思った一番の動機は、職員の方々の温かさと、厨房業務を委託しているため栄養管理に専念することができることです。勤務形態としても、平日の日勤帯のみの業務であるため、子育てをしながら働く身としてはとても助かります。
~栄養指導の様子~
Q2入職してから約3年ほど経過しましたが、当院での働きがい等を教えてください。
A2
最終的には医師の指示で全ての治療方針が決まりますが、看護師もコメディカルも、それぞれの視点から主治医に意見を言いやすい、相談しやすい環境にあるところが良いです。医師から「食事についてはお任せします」と言ってもらえることが嬉しいと同時に責任感を持って働く意欲につながっています。
また、栄養サポートチームや褥瘡対策チームにも入っており、日に日に改善されていく様子を目の前で感じられた時は、役に立てて良かったと思う瞬間です。
Q3管理栄養士以外に資格をお持ちとお聞きしていますが、管理栄養士以外に何か資格等お持ちですか。
またご家庭と仕事の両立に加え、試験勉強を進める秘訣、心構えがあれば教えてください。
A3
早津江病院に再就職後、NST専門療法士と病態栄養専門管理栄養士を取得しました。
NST専門療法士の受験資格として、認定教育施設での5日間の臨床実地研修なども必要でしたが、早津江病院では休みの調整もしやすく助かりました。また、病態栄養専門管理栄養士の受験の際には、症例報告書の提出が必要で、そちらは当院の医師や患者さんのご協力が必要でした。いろんな方にご協力いただいて受験できましたので、いい結果でお返ししたい。その気持ちが試験勉強へのモチベーションを保つ秘訣です。
認定証・修了証をご紹介します
Q4最後に今後の抱負を聞かせてください。
A4
日々の業務については、これまでも、これからも目の前のことを自分なりにこなしていくのみです。今は、精神科の管理栄養士としての力をつけるために、日本精神科医学会の認定栄養士の取得を目指し、現在通信教育を受講中です。
石丸さんが病院勤務の管理栄養士として、着実にステップアップされている様子を皆さんにお伝え出来たのではないかと思います。
当院では、奨学金制度などを整備して当院で一緒に働いてくださる方を募集しています。ご興味のある方は、当院ホームページからのお問い合わせ、ないしは、病院代表番号へのお電話をお願いします。